スタッドレスタイヤ比較その1

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スタッドレスタイヤ; ブリザック(ブリヂストン)
主に路面凍結が多い北海道・東北以北の厳寒地などで多く使われているスタッドレスタイヤ。
昭和の終わり頃、最初に発売した「ホロニック」の性能があまりにも悪く、特に北海道のユーザーには「ブリヂストンの冬タイヤはだめだ」というイメージが当初生まれてしまった。このタイヤは一言で言えばオールシーズンタイヤにブロックパターンと鍵穴状のサイプを入れただけの急ごしらえともいえるスタッドレスタイヤで、北海道ではほとんど使えない代物であった。
その後の研究開発により、発泡ゴム採用により氷上性能では他メーカーを大きくリードしているが、氷上性能を追求するあまり、雪上では雪による目詰まりが起きやすく、積雪の多い地方では苦戦中。

  スタッドレスタイヤ;アイスガード(ヨコハマタイヤ)

 吸水バルーン(殻をもった気泡)と吸水カーボン採用により従来より氷上性能を高めたスタッドレスタイヤ
ブリザックに引けを取らない氷上性能を狙っているが、まだ差はあると言われる。
「乾いた氷は滑らない」がキャッチフレーズ 。
ゴムにファイバーを混入した最初のメーカーである。

 スタッドレスタイヤ;グラスピック(ダンロップ)」

ビッググラスファイバーとテトラピックによるひっかきをコンセプトに開発しているスタッドレスタイヤ
他メーカーが「AQドーナツ」(ブリヂストン)「DNA」(ヨコハマ)「T-mode」(トーヨータイヤ)などのスタッドレスタイヤ基盤技術を開発している中、技術が確立していなかったためコンピューターシミュレーションをアピールし「デジタイヤ」という名称で販売し一時的に好評を得た。
「HS-3」「DS-1」で採用していたワイパーパターンは氷上では除水効果が殆ど無く、その後夏タイヤにも導入したが不評のため1シーズンで姿を消した。
 氷上の水膜除去を気泡などによる「吸水・除水」ではなくシリカによる油分で「撥水」しているのが特徴。その撥水も効果が薄い。
グラスファイバーはガラス製品のため自然に帰ることもなく人体に悪影響があるとも言われている。
 スタッドレスタイヤの開発では独自の技術は開発できず大きく遅れを取っていたが最近になってようやく「DSX」から他メーカーの開発した技術を応用する形でカバーしている。
ひっかき素材のグラスファイバーであるが表面を削り取った後の断面を拡大すると垂直ではなく殆どが寝ているか斜めの状態で埋め込まれているのでひっかき効果は薄いと考えられる。

  スタッドレスタイヤ;X-ICE(ミシュラン)

分子構造を根本的に見直して、接地時に分子を分離させゴムの表面のしなやかさを維持させることに成功したスタッドレスタイヤ
また、Zサイプ採用でゴムの倒れ込みを防止することに初めて成功している。
コンパウンド自体に除水・氷に対するひっかき効果が無くクロスZサイプがスポイトのように水膜を吸い取るとあるが実際には吸い取るだけの緊密性が無く効果は殆ど発揮されず、氷上性能は国内メーカーより劣る。
初期の頃のスタッドレスタイヤ「XM+S100-MAXIGRACE」はオーツのエスピアとともに寒冷地ユーザーの高い支持を得た。
当初より氷上性能よりも乾燥路の走行性能を意識した設計をするメーカーである。
スタッドレスタイヤ顧客満足度を3年連続で1位を獲得している。
乾燥路や高速道路での性能が優れているがゆえ、氷上性能が低いように誤解される事もあるが、氷上性能も乾燥路走行を両立させたスタッドレスタイヤである
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